いつでも真剣勝負
私がよくメンバーに話すのは、思考も業務も徹底的に「追い込む」ということ。腹をすかした肉食獣が全身全霊でハンティングに向き合うように、目の前のアイデア・業務と向き合わないといけないと私は思っています。
浮かんだアイデアが逃げないようにがっちりと捉えて、チームメンバーに詳細に説明し共有する。それを形にしていく時にも、「このくらいでいいかな」という妥協があってはダメなんです。
熱は時間とともに冷めていきます。安易な妥協を許したモノづくりでは、ユーザーに伝わる時には冷め切った別の何かになってしまいます。
妥協や甘えから、走るのをやめてしまったら、必ず後で後悔します。クオリティ・作品に嘘はつけません。進化し続けるゲーム業界でクリエイターとして生き抜いていくというのは、そういうことです。
ゲーム業界でも、0から新しい価値を生み出せる会社は少なくなってきました。そんな中でもトイディアは、常に世界へ新しい価値を発信する存在であり続けたい。時代に取り残されないためには、逃げる相手よりも速いスピードで追いかけることを止めることはできないのです。